広島の黒田、41歳にして球界最高年棒6億円!
歴代3位タイ、現役球界最高年棒
広島・黒田博樹投手(現40歳)が17日に契約更改交渉を行った。
今季の4億円から2億円アップの年棒6億円プラス出来高でサイン。
この年齢で歴代3位タイの球界最高年棒である。
大リーグから復帰した今季は、11勝をマークして先発投手として責を果たした。
また、ベテランであることからの周りの選手への精神的影響や、観客動員、グッズ収入などの面でも評価が高かったようだ。
40代でなぜこの年棒?
歴代年棒額というと、
1位・佐々木主浩 6億5000万円
2位・松井秀喜 6億1000万円
3位・阿部慎之助 6億円
であり、名だたる選手が並んでいる。
ここに来年41歳の黒田が並んだ。
40代では史上最高額であり、この数字の高さがいかに広島が黒田を評価しているかが伺える。
広島カープという球団は、親会社を持たない独立採算型であり赤字経営は許されない。
その結果、球団ごとの総年棒でも毎年最下位というのが常であった。
「育成のカープ」と呼ばれ、年棒が高くなるような成績を出した頃には、選手は他球団へと移籍することもしばしば。
しかし、ここ数年の「カープ女子」などの広島人気大爆発もあり、観客動員数は年々更新。
さらには来季ポスティングによるメジャー挑戦する前田健太が、約24億円を残していくと予測されている。
今季の黒田自身の活躍はもちろんのことながら、今だからこその球界最高年棒ともいえるだろう。
期待されるベテラン右腕
黒田は来季でプロ20年目。
そしてあと7勝で日米通算200勝という記録もかかるシーズンとなる。
前田健太というエースがいなくなった今、ベテラン右腕がいかにチームを引っ張っていくのか。広島ファンからの熱いエールが来季も巻き起こるだろう。
気になるネットの反応は??
- 6億円更改の黒田「間違いなく優勝目指せるチーム」
- ミスター赤ヘル、山本浩二以来
- 日米通算200勝達成なるか!?
- 黒田、現役続行の理由は?
等々
~筆者の意見・感想~
優勝を騒がれた今季は不振に終わり、そして絶対的エース前田健太の海外移籍。
来季の広島カープは黒田にかかっていると言っても過言ではないと思います。
球団からの期待にどこまで応えることができるのか、非常に楽しみな1年になるのではないでしょうか。